龍野アートプロジェクト2013 刻の記憶 Arts and Memories


龍野について

龍野について 町の歴史と魅力

町の歴史と魅力

龍野は古い城下町として栄えてきました。05年に、近隣の地域(新宮・御津・揖保川)と合併してたつの市となり、新たな展開を見せつつあります。また、三木露風や三木清など文学者や哲学者を育んだ、歴史と文化の町でもあります。昔ながらの風情の残る白壁の通りや、紅葉谷や鶏籠山、聚遠亭などの山林もあり、四季折々の風景が楽しめること、長く町並みが変わらない魅力があります。
龍野アートプロジェクトの会場である、ヒガシマル醤油元本社工場一帯は、100年以上の歴史を誇り、今年、国登録有形文化財となりました。また、重要文化財に指定された堀家住宅は川向こうにある立派なお屋敷です。歴史、自然、建築と様々な角度から楽しめるこうした町の魅力を、現代美術によって一層高め、新たな側面を互いに発見できるでしょう。

龍野について 今年の見所

今年の見所

3年目を迎える今年は、これまでの集大成として、過去2年間の作家に新規参加を含め、総計20名という規模で、現代音楽も取り入れながらの開催となります。「刻の記憶 Arts and Memories」というテーマにふさわしい作家たちを選定し、これまでの総まとめであると同時に、今後の方向性も示せるようにと、過去から現在、そして未来へと継続していくことを視野に入れながら企画しました。龍野から世界へとつなげてゆけるようにと願っています。